梅雨も明けて本格的な夏到来ですね。
この季節で注意したいのが食中毒。
先日も生のお肉を食べて食中毒をおこし命を落とされる方まで出てしまいました。
キッズの食育は、咀嚼と食中毒についてお話ししてみたいと思います。
食中毒の原因となる細菌、ウイルスが付着した食品や、有毒・有害な物質が含まれた食品を食べることによって、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの健康被害が起こることです。
食中毒予防の三大原則
手・食材・食器・調理器具はしっかり洗う。
なんでも冷蔵庫や冷凍庫に入れていれば、安心と思っていませんか？
加熱調理が必要な食品は、しっかりと加熱する。調理済みの食品も再加熱してから食べる。
これらの事は、みなさんもよくご存知だと思いますが、
実は！ 大事な予防方法があります！
① しっかり噛むこと
コップ１杯のコレラ菌に人の胃液を１滴落とせば、すぐさま死滅するほど強力です！
よく噛むことで食べ物の表面積が広がり、胃液に触れる面積が増えます。胃液は強い酸性でちょっとした菌でしたら殺菌してしまう力があります。
① 食事中は水分をとりすぎないこと
食べ物を水分で流し込みながら食べると、胃液が薄まり殺菌力が低くなります。本来、胃でやっつけられるはずの菌が、腸にまで運ばれて食中毒をひきおこしてしまいます。
顎の成長には噛むことが欠かせませんが食中毒の予防にも関係があります。
同じものを食べて食中毒になる人ならない人の差はこんなところからもきているのですね。
